Mリーグ2020結果

 2021/7/17up
 2021/8/3 Update!
ドラフト結果を追記しました。

 2020年10月5日〜2021年5月18日に行われたMリーグ2020の結果です。当サイトでMリーグに関する情報を得ている方もいらっしゃるとのことなので、今年は早めに記事を作成しました。

 詳細な情報は「Mリーグ公式サイト」などをご覧いただくとして、ここでは重要なポイントをかいつまんで振り返ろうと思います。

レギュラーシーズン結果

 「レギュラーシーズン」は各チーム90試合を戦い、上位6チームがポイントの半分を持ち越して「セミファイナルシリーズ」に進出。ここで各チーム16試合を戦い、上位4チームがポイントの半分を持ち越して「ファイナルシリーズ」に進出。12試合で優勝チームを決めるというものです。

レギュラーシーズン
順位 チーム名 Pt プロ1 Pt プロ2 Pt プロ3 Pt プロ4 Pt
1位 渋谷ABEMAS +654.7 松本吉弘 +272.5 多井隆晴 +234.4 白鳥翔 +109.7 日向藍子 +38.1
2位 KADOKAWAサクラナイツ +497.3 内川幸太郎 +468.7 堀慎吾 +275.6 岡田紗佳 +33.6 沢崎誠 -280.6
3位 赤坂ドリブンズ -3.2 村上淳 +122.9 鈴木たろう +6.5 園田賢 -28.7 丸山奏子 -103.9
4位 EX風林火山 -108.8 滝沢和典 +2.0 二階堂亜樹 -37.5 勝又健志 -73.3

5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 -168.5 佐々木寿人 +494.1 藤崎智 -164.8 高宮まり -246.0 前原雄大 -251.8
6位 TEAM RAIDEN/雷電 -210.5 黒沢咲 +193.3 瀬戸熊直樹 +57.0 萩原聖人 -460.8

7位 U-NEXT Pirates -264.3 小林剛 +337.5 瑞原明奈 -117.9 石橋伸洋 -189.9 朝倉康心 -294.0
8位 セガサミーフェニックス -396.7 茅森早香 +110.2 近藤誠一 -46.7 魚谷侑未 -179.3 和久津晶 -280.9

 前年優勝のPiratesが7位、同2位のフェニックスが8位で、揃って敗退という衝撃的な結果となりました。実は昨年も同じく、前年優勝・2位チームが揃ってレギュラーシーズンで敗退しています。これが麻雀という競技の面白さでもあり、難しいところでもあります。半荘90回程度では実力の優劣をつけるのは困難ということかもしれません。

 ABEMASとサクラナイツが破竹の快進撃を見せ、なんとこの2チームがプラスを独占するという事態に。個人成績トップは500近いポイントを叩き出した寿人プロですが、他の3人が3ケタのマイナスで、チームとしては5位止まり。昨年も250ポイント以上マイナスだった萩原氏は、今年はそのさらに倍近いマイナスとなってしまいますが、チームメートに助けられて6位。ギリギリでレギュラーシーズンを通過しました。

 ファンもアンチも多い萩原氏は、Mリーグでの苦闘ぶりが記事にもなっており、盛り上げに一役買っています。かつてはメンゼン派で腰が重い重厚な雀風として知られましたが、Mリーグで勝つために、軽い仕掛けも用いる自在型に変貌しつつあります。その過程を見るのもなかなか面白いと思います。

セミファイナルシリーズ結果

セミファイナルシリーズ
順位 チーム名 合計Pt 持越 プロ1 Pt プロ2 Pt プロ3 Pt プロ4 Pt
1位 渋谷ABEMAS +536.9 +327.4 松本吉弘 +153.3 多井隆晴 +88.9 日向藍子 +27.3 白鳥翔 -60.0
2位 KADOKAWAサクラナイツ +294.5 +248.7 岡田紗佳 +56.7 内川幸太郎 +38.9 堀慎吾 +37.7 沢崎誠 -87.5
3位 赤坂ドリブンズ +26.6 -1.6 鈴木たろう +58.4 園田賢 +52.3 丸山奏子 -0.9 村上淳 -81.6
4位 EX風林火山 -82.9 -54.4 滝沢和典 +60.9 二階堂亜樹 +43.2 勝又健志 -132.6

5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 -98.3 -84.2 高宮まり +118.0 前原雄大 -8.3 藤崎智 -43.0 佐々木寿人 -80.8
6位 TEAM RAIDEN/雷電 -346.1 -105.2 黒沢咲 -31.0 萩原聖人 -94.2 瀬戸熊直樹 -115.7

 レギュラーシーズンの時点で大差がついた影響もあってか、最終的には順位が動かずに終わりました。ABEMAS・サクラナイツは堅実にポイントを積み重ね、有利な情勢を作り上げています。

 寿人プロは2021年4月22日の試合で98,200点(118.2ポイント)の新記録を作り上げて、ネットでも記事で取り上げられて爪痕を残しますが、全体的にはレギュラーシーズンの勢いを持ち越せず失速。チームも僅差で敗退となりました。

 昨年最下位の風林火山は見事ファイナル進出。ただし、入賞できなかった場合は選手を入れ替えることを明言しています。つまり3位以上が絶対条件で、4位のままではダメ。こちらもファイナルの見どころのひとつになるでしょう。

ファイナルシリーズ結果

ファイナルシリーズ
順位 チーム名 合計Pt 持越 プロ1 Pt プロ2 Pt プロ3 Pt プロ4 Pt
優勝 EX風林火山 +242.3 -41.4 勝又健志 +274.2 滝沢和典 +59.5 二階堂亜樹 -50.0

2位 KADOKAWAサクラナイツ +103.4 +147.3 岡田紗佳 +14.0 内川幸太郎 +1.0 堀慎吾 -25.1 沢崎誠 -33.8
3位 渋谷ABEMAS +101.7 +268.5 日向藍子 +70.9 白鳥翔 -58.2 多井隆晴 -78.8 松本吉弘 -100.7
4位 赤坂ドリブンズ -59.7 +13.3 村上淳 +95.7 丸山奏子 -13.8 鈴木たろう -38.3 園田賢 -116.6

 4位でファイナルに進出した風林火山が逆転優勝! ファイナルの中盤までは一進一退の攻防が続きましたが、残り2日というところで風林火山の勝又プロが大爆発を見せ、上位陣を総まくりする結果となりました。4位だった場合は最低ポイントの選手1人を入れ替えることを公表していましたが、入れ替えは免れています(後述の通り、滝沢プロが退団)。

 セミファイナルまでは破竹の快進撃を見せていたABEMASはまさかの失速で、3年連続の3位という結果に。3位にも賞金は出ますし素晴らしい結果ではあるのですが、チームにとっては悔しい気持ちのほうが圧倒的に大きいことでしょう。

 優勝賞金は5000万円、2位は2000万円、3位は1000万円、4位以下はなしです。賞金を獲得されたチームの皆様、本当におめでとうございます。また、素晴らしい対局の場を提供してくださっている関係者、クラブオーナー企業にもこの場を借りてお礼申し上げます。

選手の入れ替え 2021ドラフト結果

 2020シーズンを終えての通算成績は、以下の画像のようになっています。


※クリック・タップすると画像が拡大されます。

 それを踏まえたうえで、麻雀格闘倶楽部は前原・藤崎両プロが契約満了、フェニックスは和久津プロが契約満了。この3人については成績面が考慮されたと思われますが、3名とも試合数が100にも満たないので実力だけでなく運にも左右されたことでしょう。各チームとも難しい判断だったと思います。

 そして優勝した風林火山は滝沢プロが契約満了となりました。こちらは成績面では問題なく、本人の意向とのこと。ちなみに契約満了になっても、他チームにドラフト指名されることは可能なので、プロ野球のFA宣言に近いような状態とも言えます。インタビューでは当たり障りのない発言ばかりとなっているため「不倫の2人に挟まれたくなかったのか」など、さまざまな憶測を呼んでいます。

 8月2日に行われたドラフトの結果は以下の通り。太字の選手が指名選手で、現時点ではまだ交渉権を獲得した段階であり、入団は確定していません。また後日追記します。

チーム名 2020順位 所属プロ1 所属プロ2 所属プロ3 所属プロ4
EX風林火山 優勝 二階堂亜樹 勝又健志 松ヶ瀬隆弥 二階堂瑠美
KADOKAWAサクラナイツ 2位 内川幸太郎 岡田紗佳 沢崎誠 堀慎吾
渋谷ABEMAS 3位 多井隆晴 白鳥翔 松本吉弘 日向藍子
赤坂ドリブンズ 4位 園田賢 村上淳 鈴木たろう 丸山奏子
KONAMI麻雀格闘倶楽部 5位 佐々木寿人 高宮まり 伊達朱里紗 滝沢和典
TEAM RAIDEN/雷電 6位 萩原聖人 瀬戸熊直樹 黒沢咲 本田朋広
U-NEXT Pirates 7位 小林剛 朝倉康心 石橋伸洋 瑞原明奈
セガサミーフェニックス 8位 魚谷侑未 近藤誠一 茅森早香 東城りお

※太字は今回ドラフト指名されたプロ。背景色は所属団体別に分けています。
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