天鳳位vs連盟プロと、それから麻雀プロ団体日本一決定戦の1期目? がつつがなく終了しました。結果はご存知の通り、前者は天鳳位の勝ち、後者は連盟がトップでした。詳しい結果は以下の通りです。
選手名 | 団体 | 決勝戦成績 | 予選終了時点 | プレーオフ 終了時点 |
---|---|---|---|---|
ASAPIN | 天鳳 | 219.5 | 129.2 | 204.0 |
独歩 | 天鳳 | 22.3 | 100.3 | 86.9 |
瀬戸熊直樹 | 連盟 | 2.3 | 16.7 | 127.6 |
藤崎智 | 連盟 | ▲244.1 | 19.6 | 97.7 |
就活生@川村軍団 | 天鳳 | − | 58.0 | 73.3 |
佐々木寿人 | 連盟 | − | 92.6 | 60.5 |
かにマジン | 天鳳 | − | 35.8 | ▲21.6 |
すずめクレイジー | 天鳳 | − | 93.0 | ▲83.2 |
勝又健志 | 連盟 | − | ▲271.2 | − |
前田直哉 | 連盟 | − | ▲274.0 | − |
決勝に残った人数こそ天鳳・連盟で2人ずつですが、ポイントを見ればお分かりの通り明らかに天鳳側の勝利という結果となりました。ただし今回は天鳳ルールでしたが、次回以降は連盟ルール・世界選手権ルールと、連盟側の経験が豊富なルールとなります。
強い人はどんなルールでも強いのか、それともそれぞれのルールにアジャストした人が強いのか。私個人的には生視聴する可能性は低いですが、対局結果は非常に興味深いです。
団体名 | 総合ポイント | 第1節 | 第2節 | 第3節 | 第4節 |
---|---|---|---|---|---|
日本プロ麻雀連盟 | 297.1 | 290.2 | ▲9.3 | ▲84.3 | 100.5 |
最高位戦日本プロ麻雀協会 | 118.2 | 136.5 | 5.7 | 151.9 | ▲175.9 |
日本プロ麻雀協会 | ▲25.9 | ▲112.8 | 183.1 | 133.7 | ▲229.9 |
RMU | ▲389.4 | ▲313.9 | ▲179.5 | ▲201.3 | 305.3 |
※上記画像は「麻雀プロ団体日本一決定戦」公式サイトのものです。
※個人成績には、ポイントを2倍せず純粋な成績が記載されているようです。
第1回は、団体のプロの人数がそのまま結果に結びついたような感じです。最終節で怒涛の追い上げを見せたものの、RMUのほぼ一人負けという感は否めません。個人成績でも、谷井プロ以外全員仲良くマイナスです。
半荘数はそれほど多いとは言えませんので、この結果イコール即団体のレベルであると決めつけることはできません。しかし2年、3年と同じ結果が続けば話は別です。単純計算で、2連覇できる確率は1/16、3連覇なら1/64。こうなれば、さすがに偶然で片付けることはできない確率となるからです。
さて。どちらも素晴らしい対局であったことに疑問の余地はありませんが、モンド杯や麻雀最強戦の存在価値って何なんだろう…と思えてなりません。モンド杯は私が視聴を取り止めてからも色々改革を進めているようですが、結局どういう基準で出場者が選ばれているのかが不透明な部分が大きすぎます。最強戦に至っては「最強」の名が泣くシステムです。「オススメRPG」とパッケージに書かれた某クソゲーを思い出します。