天鳳位vs連盟プロ Part4

 2017/9/17up

 天鳳位vs連盟プロの2nd seasonが5月にとっくに終了しておりました。まとめるのが遅くなりまして申し訳ありませんが、結果はご覧の通りです。

天鳳位vs連盟プロ結果
選手名 団体 決勝戦成績 予選終了時点 プレーオフ
終了時点
前原雄大 連盟 優勝 69.3 138.1
すずめクレイジー 天鳳 準優勝 ▲10.9 29.2
勝又健志 連盟 3位 104.0 75.2
就活生@川村軍団 天鳳 4位 65.3 64.2
瀬戸熊直樹 連盟 34.1 ▲17.7
前田直哉 連盟 ▲29.6 ▲51.7
藤崎智 連盟 ▲67.4 ▲64.6
独歩 天鳳 ▲65.5 ▲73.4
かにマジン 天鳳 ▲12.0
ASAPIN 天鳳 ▲108.3
※かにマジン氏が欠場のため、予選9位の藤崎プロが繰り上げでプレーオフ進出。

 私は後日有料動画を視聴したのですが、視聴数1,692という不人気ぶりにビックリ。コメント数も10程度(運営側の案内コメントは除く)。もうひとつ、決勝戦の最終ポイントが不明というおまけ付き。四神降臨などスリアロチャンネルの動画では、必ず最後にポイントの案内があったはず。日本プロ麻雀連盟チャンネルは不親切だなあ、という感想です。

 さらに連盟・天鳳どちらのホームページにも決勝戦の結果が記載されていないように思います(2017年9月17日現在、見間違いであれば申し訳ありません)。計算すれば分かるのかもしれませんが、面倒くさいので決勝戦のポイントは省略させていただきました。

 かにマジン氏が欠場した点を差し引いても、この2ndに関しては連盟側のほうが明らかにルール慣れして伸び伸びと打てていた印象です。前原プロは力強い打ち方が目立ちました。一方準優勝だったすずめクレイジー氏がカメラの方向を間違えるなど、やっぱり天鳳側はルール以前にカメラ慣れしてないかなぁとは思いました。

 対局そのものは面白かったと思いますが、それを魅力的に伝えることができていないのがもったいないですね。もちろんこれは連盟に限らず、麻雀界全体の問題だと思います。優勝者である前原プロへのインタビューも実に淡々と進み、盛り上げる演出は皆無に等しかったです。

 最近は将棋のルールを知らないのに対局を見て楽しむ「見る将」という人が増えているそうですが、麻雀に関してはこの番組構成と料金では「見る麻」の発掘などまず無理だと思わざるを得ません。やっぱり各団体で勝手なことをやっていないで、麻雀界全体を盛り上げる会合を設けるべきではないか? と私は思います。

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