アマチュアが参加可能なプロ参加の大会(生対局編)

2017/4/14 初回更新(随時更新予定)

 麻雀が好きな方ならプロが参加する大会に出場してみたい! という熱い気持ちを抱くのは当然のことでしょう。私は2004年に開催予定だった「第1回さわやか麻雀カップ」の本戦出場権を持っていましたが、大会は残念ながら開催中止。ネットでは数えきれないほどプロと対戦していますが、生対局は雀荘で経営者のプロと何回か打ったことがある程度。それも最後が10年以上前です。

 今ではプロと対戦できる大会の数もかなり増えましたので、以下にご紹介しようと思います。ここでは大会や公式戦を紹介しますので、プロと対戦できるネット麻雀サイトを知りたい方は「こちらのページ」をご覧ください。

※主に2016〜17年のデータをもとに、管理人ブラックマが独自に作成しています。以下に記載している内容が100%正しいとは保証できませんので、興味がある方は直接開催店舗・主催団体にお問い合わせいただくほうが確実です。

※今回は生で(雀荘などで)打つ大会を集めました。ネットでプロと対戦可能な大会は数が多いこともあり、後日別にまとめようと思います。

 

麻雀最強戦

 北海道、東北、関東、東京、中部、近畿・四国、中国、九州の8つのブロックでアマチュアの予選が行われます。各ブロックごとの最強位が表彰されますが、2016年のルールではプロと戦える決勝に進出できるのは、8ブロックの最強位による対局を勝ち抜いた「アマチュア最強位」の1枠だけ。プロと対戦したいことを理由にこの大会に参加する意義は皆無に等しいです。

 優勝賞金は300万円と豪華ですが、今のルールでは(アマチュアは)そこまでたどり着くのは困難です。大きな大会に出場して腕を競いたいのであれば、参加するのもいいでしょう。

 

王位戦

 日本プロ麻雀連盟主催のプロアマ混合の公式戦。一発・裏ドラなしという時代遅れも甚だしいルールなので、その点は注意が必要です。このルールに不慣れなアマチュアが不利になりがちです。上記のリンク先をクリックしても、システムが極めて分かりにくく、不親切そのもの。優勝賞金は120万円。

 2016年(第42期)ですと北海道、東北、関東、北陸、東海、近畿で地方予選があった模様。私の見間違いでなければ、中国・四国・九州の店舗では予選が開催されなかったようです。救済措置として「麻雀格闘倶楽部」からA級本戦へのシード権が与えられますが、普通の予選に比べると圧倒的に狭き門ですので、こちらは当てにしないほうがよいでしょう。

 2015年に最高位戦の石井一馬プロが優勝するなど、連盟以外のプロも多数参加しているのも特徴です。過去には飯田正人プロ・新津潔プロらも優勝しています。

 

發王戦 (りゅうおうせん)

 最高位戦主催のプロアマ混合オープン戦。最高位戦以外のプロも参加可能で、過去には伊藤優孝プロ・瀬戸熊直樹プロといった他団体のプロも優勝しています。一般予選を突破すると、プロも参加する本戦(1回戦)に参加することができ、そこからはトーナメント方式でどんどん勝ち上がっていきます。優勝賞金は100万円。

 2017年(第25期)からは予選開催店舗に青森・福岡が追加され、日本の主要地域をほぼカバーしていると言えるでしょう。予選開催店舗は年により一定していないものの、王位戦より幅広い地域で予選が開催されていることは明らかです。

 上記のページを見てもらえば分かる通り、予選参加者募集中の時期であれば、表示されているメールアドレスから簡単に参加申し込みが可能です。さらに天鳳での予選もあります(期間中「天鳳のトップページ」にバナーがあるはずです)。一発・裏ドラありの最高位戦ルールなので、王位戦より打ちやすいのではないでしょうか。

 

麻雀マスターズ

 連盟が主催するプロアマ混合のオープン戦。同じく連盟主催の王位戦とは異なり、一発・裏ドラを採用しているのが特徴です。こちらも連盟以外のプロも参戦しており、過去には最高位戦の水巻渉プロ・石井一馬プロらが優勝しています。優勝賞金は100万円。

 2017年(第26期)ですと北海道、東北、関東、東海、北陸、近畿、九州で地方予選があります。王位戦よりちょっと店舗が多いようです(年によって変動あり)。中国・四国の方は同地域で予選がないため、近畿などへの遠征が必要です。

 

日本オープン

 協会(日本プロ麻雀協会)が主催するプロアマ混合のオープン戦。しかし歴代優勝者を見ると、協会プロが優勝したのは第13期(2015年)の矢島亨プロが初めてで、あとは最高位戦・連盟・RMUの各プロが優勝を分け合っています。一般の方も第12期に優勝しています。優勝賞金は100万円。

 第15期(2017年)は名古屋などの東海地区を除く日本のほぼ全地域で地方予選が行われました。店舗数も連盟主催の王位戦・マスターズよりも多めとなっています。ほかにオンライン麻雀「天鳳」での予選もあります。非常に参加しやすい大会と言えると思います。

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 他にも掲載したい某団体(連盟じゃないですよ)の公式戦があったのですが、不明点を問い合わせても回答がないため、掲載しないことにいたしました。この団体に限ったことではないですが、もうちょっとサイト上の作りを分かりやすく詳細に丁寧にしていただきたいものです。

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