2019年2月10日の天鳳日記
<八段降段>

 前回の日記で書いた接続が切れてしまう問題については、おおよその原因がつかめました。悪さをしていたのはOneDrive。初期設定だとドキュメント・ピクチャなどのフォルダが自動的にOneDriveに保存されてしまい、それにリソースが奪われて天鳳の接続がブツブツ切れたのです。ブラウザには接続できるのにおかしいなと思いましたが、なるほどそんなカラクリがあったとは。もちろん設定変更して対局中に邪魔が入らないようにしました。

 さて天鳳ではまだ一度も降段を経験していない私ですが、この年末年始では一時「ラスを引くと八段に降段」というピンチを味わいました。そこからラスを一度も引かずに快進撃を続け、何とかラスを数回引けるポジションまで押し戻しました。そんな状況で以下の手牌をもらいましたが、さて何を切りますか?


 最近はドラの役牌の先切りが流行していますが、いくらなんでもここでの切りはありません。常識的にはのツモ切りだと思いますが、私の決断は切り。経験則ですが、メンツ(※1)ゼロの状態で対子が増えるツモが来るときはピンフにはなりにくいと考えているためです。

※1 メンツ=123や666など、3牌で成り立つ組み合わせのこと。123は順子(シュンツ)、666は暗刻(アンコ)と呼びます。

 実戦では次巡に即を引いて暗刻になりました。そして以下のテンパイ。


 もちろんドラを叩き切って即リーチ。2巡後にあっさりを引いて1,300(+100)オールとなりました。さて、1つ目の図の状態で手牌をオープンにしてみると以下の状態でした。薄い緑色は、私がツモる予定の牌を表します。


 まだ4巡目だというのには他家に5枚も持たれ、1枚は王牌(※2)。誰かから鳴きが入らない限り1枚も引かない予定であることがお分かりいただけると思います。同様に、カンやカンも王牌にゴッソリ眠っておりこの後ツモれていない予定。というか、もうどちらもツモ山には1枚も残っていません。つまり、私の手はピンフにはならないということです。

※2 王牌(ワンパイ)=ドラが表示されている14牌の山のこと。裏ドラやカンした時のリンシャンなどで使うことがあるが、ツモとしては使用しないのが現在主流のルール。

 このアガりが大きかったのか、東3局時点でラス目だった私は2着まで浮上して対局を終えています。ここから数日は快進撃を続けたのですが、すぐさま絶叫マシーンのように急降下。初めての降段という憂き目を味わいました。スクショをとろうと思ったのですが、降段の際は特に演出がないんですね。トホホホ・・・。

 これでいつまでも九段に復帰できなかったら、私の九段昇段はマグレだったということになるでしょう。むろんそうならないよう頑張ります。



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