南2局を迎え、私は微差ながらラス目。上家から
が切られましたが、鳴きますか?

私はチーしましたが、
チーや
ポンから入りたいと思えば、1枚目くらいはスルーする手もあるでしょう。どちらでも間違いではありません。そしてテンパイを入れますが、2人リーチが入り一発目の手牌がこれ。

2人に超危険牌ですが、こちらもカンチャン待ちとはいえハネ満のテンパイ。オリる手はありません…が、結果はこうなりました。

裏ドラは
で対面は8,000点、上家は5,800点。僅差のラスからダンラスへと転落してしまいました。そのままラスで半荘終了しましたが、打ち方自体は間違っていないので、運が悪かったと諦めるしかありません。
気を取り直して次の半荘。私はトップ目で、2人リーチが入っていますが上家の
を鳴きますか?

私は共通安牌ゼロですから、守り切るのは困難。ならば攻めるのみ、チーして
を押しましたが、これがまたダブロン

裏ドラは
で、下家は8,000点、対面は3,900点。2半荘連続でダブロン放銃という憂き目にあい、トップ目からあっという間にラス目に転落してしまいました。この放銃自体は妥当なものでやむを得ません。
しかしそこまでの過程に問題がありました。それが以下の図。

私はカン
の場況が良くないと判断していて、この愚形を解消することばかり考えていました。そこで実戦では
をチーして
を切ったのですが、これが悪手でした。カンチャンはたしかに解消されましたが、1シャンテンの受け入れが4種12枚から5種15枚に広がっただけ。これでは点数を下げる意味がありません。
さらにチーしたときの打牌は
よりも
が勝りました。これなら9種23枚と受け入れが広がります。たしかにカン
待ちが残る可能性はありますが、この巡目なら好形にこだわりすぎず、まずテンパイを入れておくほうが良かったでしょう。
したがって、上の図で
チーさえしていなければ防げるダブロンでした。ところがこの半荘は私が逆転し、5万点近い大トップ。正しい打ち方をしていても負けることもあれば、間違った打ち方をしても勝てることもあるということが改めてよーく分かる連続ダブロン劇でした。