2016年10月8日の天鳳日記
<七段昇段、ついに鳳凰卓へ>

 昨年、2回トップを取れば六段昇段という状態から、昇段時にもらったポイントを割り込むところまで転落した経験のある私。意識しすぎると良くないのかもしれません。

 そんな私が今度は七段昇段にリーチ。意識するなと言っても無理です。なにしろ今度は、夢の鳳凰卓まであと一歩のところまで来たのですから。普段は天鳳の対局中は基本的に誰とも喋らず音楽も聞かずテレビも見ない、お酒を飲むなど論外という私ですが、今回は録画しておいた世界のドッキリ映像を見ながら対局に臨み、読みの精度は間違いなく普段より落ちたはずですが、見事にトップを取りました。リーチ一発ツモで七段昇段、鳳凰卓の仲間入りを果たしました。大笑いしながら対局したおかげで、プレッシャーを感じる暇もなかったですね。

 半荘671回での鳳凰卓参戦は早いのか遅いのか、よく分かりません。ただ、六段昇段から半荘105回での七段昇段は、我ながらよくやったと思います。五段から六段へは半荘360回くらい要しましたので…。

 さて、テレビを見ながら打った私。昇段した一局は、はたしてノーミスだったのか。こんな私が鳳凰卓に参戦しても大丈夫なのか? 日を改めてしっかり検証しました。偶然にも相手は全員六段で、まさに昇段試験です。東3局ですでにトップを走っている私ですが、下の図では何を打つべきでしょうか?

 実戦ではを切ってチーされ、ソウズの混一色で2,600点オールのアガリを許してしまいましたが、甘い一打だったと思います。の迷彩のおかげで混一色ではなく、役牌の後ヅケかチャンタだろうと思い込んでしまったのです。しかし下家が親ですので、自分の手が間に合わない可能性が高いこともあり、ここは完全に守り切るべき局面でした。それでは下図はどうでしょう?

 見ての通りドラ3ですが、ちょっと重い形の2シャンテン。ここでをツモ切る人は鳳凰卓にはいないでしょう。もし切っていればピンズの混一色狙いの下家にカンチャンでチーされてテンパイを入れてしまうところでした。むろん切りも論外、ここは切りで迂回しました。

 対面と上家の手が遅いことはお見通しなので、むろんアガリをあきらめたわけではありません(実際は対面は愚形の1シャンテンでしたが)。結果、下家のアガリは許さず、全員テンパイで流局しました。テレビを見て大笑いしながらも、ひそかに手ごたえを感じながら打っていました。

 チェック完了。あくまで私がチェックした限りではですが、ミスは先ほどの切りだけと判断しました。天鳳位様に見てもらったらボロクソに言われるかもしれませんが…。



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