2017年1月21日の天鳳日記
<八段でもミスはある>

 以下が昨年12月の私の成績です。ラス率を.178に抑え、昇段時にもらったポイント(1400p)を少し上回る1670pで、2016年の対局を終えました。

 12月は、こんな配牌を手にしたことがありました。まるで漫画のようでした。

 配牌でメンホンイーペーコーの1シャンテン。しかしここからツモ切りの連発。受け入れはのほか、七対子のもあります。ところがダブリーはおろか、捨て牌が2段目に入っても全然テンパイしなかったのです。

 ドラを2度ツモってきたので仕方なくツモ切ると、これを2度ともチーされてしまいます。私も冷や汗タラタラでしたが、最終的にはリーチをかけてハネ満をツモアガりました。「麻雀は(配牌ではなく)ツモなり」と、某雀鬼様がおっしゃっていたのを思い出しました。

 お次は新年に入ってからの手牌。私を含め七段3人と八段1人の対局ですが、南1局を迎えた時点で微差ながらトップ目の上家(八段)が意味不明な動きをしています。

 はオタ風です。はすべて枯れているので、手役はファン牌ではありません。一通・三色同順・三色同刻の可能性も消えています。ん? なんだこれは…。どう考えても、東場だと勘違いしたとしか思えません。

 牌譜を調べたところ、やはり上の通り役なしでした。普通はをポンした直後くらいに間違いに気づくものですが、3フーローするまで気づかなかったようです。

 ご覧のように、からを止めてを放銃する結果となってしまいました。実戦での私は内心ほくそ笑んでいましたが、結果は上家の八段の方が2着、私はリーチ合戦に敗れるなどラスに沈んでいます。他人の不幸を笑うとロクなことにならないのですね…。



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