2017年6月4日の天鳳日記
<八段昇段>

 あと5ポイント…すなわち2位以上で八段昇段という大事な一戦。開局早々の東1局、以下の手牌で皆様なら何を切りますか?

 ドラがで異様にマンズが高い場。しかし上家も下家もまだマンズを余らせていないので「今のうち」とを切ったのですが、これがダブロン。下家は2,600点で済みましたが、上家の親は混一色が完成していて11,600点でした。昇段が遠のく14,200点の手痛い失点となってしまいますが、これで私もネジを巻き直しました。東2局の親ではこんな配牌をもらい、

 後がない私は下家からリーチがかかりながらも丁寧に手を進め、18巡目には以下のテンパイとしました。

 すぐさま対面からリーチ者のスジであるが出て、ドラがなので11,600点のアガリとなり失点を回復しました。ちなみに、南2局の親でも以下の手を対面から出アガり、

 安目のでしたが12,000点のアガリで対面がブットビ。私は2着まで浮上して、八段昇段となりました。七段昇段からは7ヶ月あまり、半荘223回を要しました。

 福地誠先生が八段から降段しようとしている中で、私は八段に昇段。レーティングでも福地先生より上になりました。もっとも、福地先生はおそらく今が最も不調な時期で、私は上の図を見ても分かる通り連対率が7割近くと絶好調すぎました。最初に紹介したような甘い放銃を減らさない限り、九段昇段より先に七段降段の憂き目にあってしまいそうです。



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