2018年1月20日の天鳳日記
<麻雀とは理不尽なゲーム>

 私は天鳳八段です。九段昇段に必要なポイントは3200で、七段から昇段した時に持っているポイントは1600。私はおおむね1400〜2100くらいの間を行ったり来たりしており、「3歩進んで3歩下がる」状態が続いています。七段降段の危機に陥ったことは一度もありませんが、その代わり「もう少しで九段昇段♪」という気分も味わったことがありません。

 そんな私が九段に向けて頑張っているある日の対局。ドラ3枚のカンリーチをかけ、筋で引っかかっていることもあり上家の親からポロリとこぼれ落ちて「やった!」と思ったのもつかの間、野太い「ロン」の男声三重奏が響き渡りました。

 天鳳ルールでは三家和(サンチャホー)は流局です。2人のアガリ牌を切った場合はダブロンありで2人分支払う必要があるのに、3人のアガリ牌を切った場合は流局で支払いゼロ、おまけに親も続行なのです。こんな理不尽なルールがあるでしょうか。

 ダブロンなしで頭ハネを採用するルールの場合は3人ロンの場合も頭ハネとし、ダブロンありのルールである場合はトリプルロンも認めるべきです。滅多にないからでしょうか、あまり問題視されてませんよね、これ・・・。

 気落ちせずにメンタルをリセットしてこの後の対局に臨んだつもりですが、全くいいところなしでジワジワと点棒を減らしていき、ラスを免れるのがやっとという情けない3着に終わりました。知らず知らずのうちに引きずっていたのかもしれません。

 お次は以下の手牌。さて何を切りますか?

 こんなのはツモ切りしか考えられないのですが、下家の親から「ロン」の声。それは想定内でしたが、手牌と点数は全くの想定外でした。

 混一色とは夢にも思わず、インパチとも夢にも思わず。この切りは九段・十段レベルだと甘いのでしょうか・・・。ドラ周辺など、脂っこい真ん中の牌は止めようと決めていたのですが、このはノーマークでした。

 気落ちせずにメンタルをリセ…とかそういう問題じゃなく、満貫親かぶりの後の18,000点放銃は物理的に痛すぎました。この後5,200点をツモるなど必死の反撃を敢行しますが、結局はラスのまま対局終了しました。



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