2018年10月7日の天鳳日記
<四暗刻月間>

 私は天鳳で今までに約1,200半荘ほど打っていますが、役満は四暗刻が3回だけ。そのうち2回が今年9月に炸裂しています。さて開局早々の以下の手牌ですが、皆様なら対面から出たは鳴きますか?(私の対面であるxxそばさんの手牌です)

※対面=トイメンと読みます。向かい側に座っている打ち手のこと。


 その前のは私も鳴きますが、このは見送ります。2,000点でさほど良形とは言えない手牌は短くしません。特に今回は次にを引いてもポンが入っているのでペンチャンとあまり変わらないのもマイナスポイント。私はこんなカンと心中しません。ちなみに、対面の私がを切った時の手牌は以下の通り。


 対面がポンした結果、この後3巡でを引き入れて以下のテンパイ。出アガリでもタンヤオ・トイトイ・三暗刻・ドラ4で倍満ありますが、結果はあっさりをツモアガリ。いきなりの役満スタートで見事この半荘トップとなりました。

 データ上は半荘400回に1度ほどしか役満が出ない私ですが、わずか8日後に再び役満が出ました。それが以下。持ち点3,000点のダンラス、南2局北家でもう親番も残ってないという絶望的状況です。

ダンラス=断然ラス。つまり大差で4人中4着であること。逆に大差でトップだと断トツと言います。

 役満の香りなど一切しない配牌。対子4個で七対子2シャンテンです。を引いてのピンフ・イーペーコーの可能性も残しつつ、七対子リーチで裏ドラ狙いになるのは必然でしょう。5巡目で以下の手牌になりました。

 状況によっては切りが正解になることもありますが、ここは大物手狙いでを外すのは当然の一打でしょう。10巡目に以下のテンパイ。

 トップ目なら切りもありますが、当然ここはを叩き切ってリーチ。ダマテンでの満貫出アガりでも物足りない点数状況なので仕方ありません。3巡後にラス牌のをツモアガリました。

ダマテン=リーチせずメンゼンでテンパイすること。ヤミテンとも言います。メンゼンはポンやチーなどをしないこと。

 これでダンラスから一気に2位に浮上、トップ目とも7,400点差まで縮めました。この後も私の猛追は続き、オーラスも裏ドラが乗ればトップだったのですが、残念ながら2着止まりでした。

 今回は手なりで打っただけの結果で、誰でも役満は物にできた可能性が高いですが、まぁこういうこともあるということで紹介させていただきました。

 なお、今回から初心者向けに麻雀用語の解説を盛り込みました。たしかに麻雀用語は独特なので、覚えるまでは大変かもしれません。



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